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小鹿野春まつり
写真:民宿 すぎの子提供 & 彩の国満喫

「小鹿野春まつり」は、2004年4月から第3土曜日とその前日に期日が変更されました。

このお祭りは小鹿野町最大の祭りで、宵い祭りとして行われる屋台芝居(歌舞伎・・県指定文化財、第3土曜日前日)と、第3土曜日に行われる4基の屋台・笠鉾(県指定文化財)が小鹿神社と旧本殿(小鹿野の町並みの入口にあたる場所にある)の間を巡行するのが特徴。

小鹿野歌舞伎の創始はおよそ200年前、初代坂東彦五郎が江戸歌舞伎をこの地に伝えたのが始まりとされ、お祭りでは屋台に芸座(上手に義太夫、下手に三味線・太鼓が入る)・花道を街道の幅いっぱいに張り出して演じられます。

この祭りの日は、街道を舞台芝居の客席として、両側の商家の一階を楽屋、2階を浅座敷として、町そのものが芝居小屋に変わります。この形は屋台の建造当初から街道の幅を基準に設計され、 秩父祭りで同様の設備を持つ4基の屋台を参考にしているそうです。屋台芝居は、4町内が毎年交代で上演することもあり、一つの舞台では4年に一度しか上演されません。

全国には、滋賀県長浜市、石川県小松市、福島県田島町など曳山・山車の上で歌舞伎を上演する地域は数多くありますが、張出し舞台・花道を組み立て上演する大規模なものは秩父地方にしかありません。

豪華絢爛な装飾で飾られた歌舞伎舞台で上演される見ごたえのある祭りです。


参考文献・文書: 小鹿野町役場 まちづくり政策課 発行「公報 おがの 2005年4月号」
小鹿野歌舞伎参考サイト: http://www.town.ogano.saitama.jp/kankou/o_kabuki/kabuki.htm

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